ちっぽけ

自分のくだらなさで、涙が止まらないから日記に記録する。


本当にくだらない事で怒る、拗ねる、泣く、なんてちっぽけでしょうもない、暇で、何もない人間。


人間は、欲に塗れた生き物だと思う。

承認欲求の為に出先で数百枚も写真を撮り、SNSにあげる。

欲しいものを手に入れた瞬間ドパミンが放出されるが、直に消え、また更にいい物を欲する。それが終わることはない。


自分でコントロールしているようで、生物学上コントロールされているだけ。

汚い醜い、嫉妬や批判、比較。感情。


恋人が欲しいと悩み、恋人が手に入ると恋人が問題で悩む。子供をつくったくせに金がないないという母親。


もう何もかも最初から綺麗な物なんてない。綺麗な人間はいない。自分は本当にしょうもない。何も無い。下らない。終わってしまえ。



ボーダーだと気づく前、外で大声を上げて泣き叫び怒鳴り散らかした夜、確実に彼氏が悪いと思っていたから自分を信じて疑わなかった。


でも今は自分がおかしいのだと、また怒ってしまった、罪悪感とくだらなさ、まともではない脳みそ、自分の全てが嫌で涙が止まらない。


しょうもない、何をしているんだろ。こんなことで怒るなんて本当にどうかしている。余裕のない自分、こんなはずじゃなかった自分。

大人なのに、私のなりたかった大人になれたかった。涙が止まらない。恋人がいようが、この気持ちを分かち合えるはずもなく、私は本当に孤独で、だけどちっぽけな事だって分かるから誰にも話せやしない。話したくもない、自分の小ささを他人に晒したくない。辛い。死にたい。でも死ぬのが怖い。死の恐怖と戦う時、それもまた孤独だから。1人だから。


ODをして、本当に死を覚悟した夜、怖くて死にたくなくて、1人が怖くて、このまま寝て起きなかったらどうしようって必死になって死にたくないって願った。死ぬのが怖い、死ぬ時って1人なんだって。あー今から死ぬんだろうなって悟った時、それを分かち合える人がいる訳がないんだから。だから、最後は孤独と戦いながら終わるんだって思った。初めて分かった。それが本当に怖かった。だから、死って怖いんだって。どうしようもないから。誰も助けてくれないし、助けれないし、自分だけが理解したまま1人死んでいく。死を目前にしないと、私は一生死の恐怖を理解出来なかったと思う。



死の恐怖について考えたら、自分の事がより一層下らなくなった。涙は止まった。もう私の精神は成熟しないのだろうか。このまま一生歳をとるんだろうか。


お母さんに会いたい。抱きしめて欲しい。泣いてる私を。